みずむし
みずむしについて
みずむしは「白癬菌」(はくせんきん)というカビの病気です。
カビは湿った場所が大好きなので手足の間や爪によくできます。
症状について
足の指の間がジュクジュクとしたり、ブツブツができたりして、痒くなります。肌のかさつきを感じる方もいます。みずむしの場合、見た目がきれいになったり、痒みが治まったりすると、治ったと思いがちですが、みずむしの原因である「白癬菌」は生き続けています。1ヶ月から2ヶ月は、薬を塗り続けましょう。
家族から家族へみずむしは感染していきます。またペットからもみずむしが移ることがあります。自宅内でペットを飼われている方は注意が必要です。
治りにくくうつりやすいみずむし
■家族からうつります
風呂場のマットやスリッパの共有で家族からうつることが多いです。同居している家族全員、みずむしを治さないと完治しません。みんなでしっかり治療しましょう。
■治ったと思っても皮膚のなかで「白癬菌」は生きていることがあります。
かゆみがとれたからといって、治ったとおもうのは危険です。「白癬菌」が皮膚のなかで生きていることがあります。かさかさ、かゆみがなくなっても1〜2か月はお薬を塗り続けましょう。
みずむしの治療
基本的には手足のみずむしは塗り薬、つめにはぬりぐすり、または飲み薬を処方します。患者さんにあった治療を医師が選択しますので、ご相談下さい。